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トレベホでのアストロ・ツーリズムシエラ・デ・ガタ

スペインで星を観測する

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休暇中には、夕食を食べに出かけたり、照明のついた地域を散歩したりするのがお好きかもしれませんが、照明を消して空を見上げようとしたことはありませんか?望遠鏡を通じて土星の輪を見たことはありますか?世界人口の80%以上が、光害により星空の輝きを完全には堪能できなくなっています。しかし、アストロ・ツーリズムを行ううえで世界でも最高の場所のいくつかを擁するスペインでは、幸運にもそれが可能です。このような体験が惹起する感動の数々。惑星や二重星、銀河を「のぞき」、手で天の川を触れるような感覚になります。

スペインが選ばれる理由

光害が少なく澄んだ空には、自然の暗闇が残っています。非常に高い年間観察可能時間数を有します。良好な気候により、明瞭な夜が多くあります。星を観察する多くの場所は、国立公園のような素晴らしい自然保護地区にあります。優れた施設をはじめとし、スペインではスターウォッチングを専門とするカントリーハウスや小さなホテルがあります。それらの施設には通常、星座早見盤、有益な資料、望遠鏡などが用意されています。たとえば、お城の中庭から天の川が眺められることを想像できますか。

シエラ・デ・ガタのアルメナラでのアストロ・ツーリズム

専門企業や団体により、日食、月食や流星群など天体ショー向けのイベントが開催されています。乗馬やサイクリング、ハイキング、野生動物観察、田舎でのリラクゼーションなどの他のアクティビティとスターウォッチングを組み合わせることができます。

スターウォッチングが保証された目的地:スターライト認定

スターウォッチングを導入する場所の認定を行う「スターライト認定」には様々な種類(スターライト予約、スターライト観光地、星空公園、スターライトホテルなど)があり、自然遺産の一部として、観光客への体験の品質を保証します。カナリア諸島天体物理学研究所(IAC)作成のスターライト財団のウェブサイト上に、さらに多くの情報が掲載されています。

テネリフェの星空

地域一覧

シエラ・スル地域。シエラ・スル・デ・ハエン(スペイン南部アンダルシア州)です。澄んだ透明な空気の山や渓谷の風景を有します。様々な天文団体やアンダルシア天文台が、ガイド付きスターウォッチングを行っています。プロの望遠鏡を用意した天文家のプライベートガイドサービスによるカントリーハウスへの出張サービスを提供する会社もあります。 アンダルシア州 シエラ・モレナ同じくアンダルシア州に位置します。スターウォッチングを行う展望台や、素晴らしい宿泊施設ネットワークをお届けしています。専門ガイド、観察資料、日中のアクティビティ、宿泊施設、オフロードでの移動などが含まれるパッケージもご提供しています。

モントセックの展望台

エル・モンセック。リェイダ県(カタルーニャ州)のピレネー山脈前方にあるスターライト観光地です。このエリアでは、宇宙観測センター(COU)および天文台によって形成される大規模な天文学公園に興味を惹かれることでしょう。モンセックの空を間近に見られる「モンセックの目」として知られる直径12メートルのドームがあることをご存知ですか?

テネリフェ。カナリア諸島でもこの島では、テイデ国立公園、テネリフェの山頂、グラナディジャ・デ・アボナがすべて、スターライトに認定されています。比類のない2,000メートルという標高の火山からの(カナリア諸島は火山起源)スターウォッチングはエキサティングです。月を見るのと、月のような場所にいるのはどちらがお好みですか?カナリア諸島の位置条件により、天の北半球全体と南半球の一部を観測することができます。ガイドツアーに参加して、世界で最も先進的な望遠鏡の内部を覗き、夜間撮影を行いましょう。

ラ・パルマの天文台

ラ・パルマ。「美しい島」として知られるラ・パルマは、カナリア諸島でもっとも急勾配で、もっとも澄んだ空が見られます。つまり、すべての市町村に天文展望台があるスターウォッチングの場所として、地球上で最高の場所の1つであると言えます。2,400 mを超える標高にある有名なロケ・デ・ロス・ムチャーチョス天文台は、 世界で最も包括的な望遠鏡の複合施設の一つです。(事前予約によりいつでも見学可能)ラ・パルマには、観測機器をご利用いただける様々なホテルやカントリーハウスがあり、日時計や、メニューに「銀河」や「星座」があるレストランを訪れたりすることもできます。グラン・カナリア。この島の空は光害から守られており、数多くの展望台があります。スターライト認定により展望台には、多くの望遠鏡の設置やスターウォッチング展望台のネットワークが作り出されるます

グレドス・ノルテこのエリアは、アビラ県南部にあります(スペイン内陸部、カスティージャ・イ・レオン州)。情報パネルや駐車場などを設置するスターウォッチング展望台のネットワークを有しています。また毎年、天文学と天体写真の日にお祝いが行われます。2017年末から同じくカスティージャ・イ・レオン州のソリア県ムリエル・ビエホは、スターライト認定を受けています。生物圏保護区 レサ、フベラ、シダコスとアラマ川渓谷。ラ・リオハ州の美しい自然地域です(スペイン内陸部の北部)。近年、自然の音についての講演会、夜行性の鳥を発見するツアー、ケルト・イベリア文化と星の関連性についての講義、星空の下での温泉入浴、星座講座など様々な活動が行われています。またラ・リオハには他にも、ラグナ・デ・カメロスやとアラマ川のセルベラの2カ所に星空公園があります。

グレドス山脈での日没

ガリシア州にある 大西洋諸島国立公園とトレビンカ山。前者は、並外れた美しさの自然保護区域の夜空で星を楽しむ機会をお届けしている場所であり、「神々の島」として多くの人に知られています。ポンテベドラ県に位置します。夜間見学や天文学についてのワークショップのご予約に関しては、ウェブサイトを是非ご覧ください。  一方、トレビンカ山の大部分はア・ベイガ(オレンセ県)に位置し、ガリシア州でもっとも標高が高い場所にあります。

モンフラグェ国立公園、カセレス県(エクストレマドゥーラ)。スペインでバードウオッチングができる唯一の場所です。夜の帳が下りたら、トレホン・エル・ルビオ天文台やモンフラグェ城の展望台から天空を眺めましょう。 グダル-ハバランブレ山脈、テルエル県(アラゴン)。この地域にはハバランブレ天文台があり、ガラクティカプロジェクト(GALÁCTICA)が行われている、天文学普及実践センター(Centro de Difusión y Práctica de la Astronomía)が隣接しています。夏季には夜間写真撮影、天文学、日没についてなどのワークショップが開催されます。 ロンカル渓谷、ナバーラ州。ピレネー山脈に位置し、スターウォッチングができる澄んだ空が魅力です。ロンカル、ブルギ、ビダンゴス、ガルデ、ウルサインキ、イサバ、ウザロルなど、どの渓谷の村に宿泊しても、それを体感できます。

モンフラグエ国立公園のアストロ・ツーリズム

クエンカ山脈、カスティージャ-ラ・マンチャ。宇宙観測センターはクエンカ山地自然公園に位置し、トラガセテ、ラス・マハダス、クエンカ、ウニャ、ウエラモ、ベガ・デル・コドルノ、ソトリバス、ビリャルバ・デ・ラ・シエラ、ポヤトス、アルコス・デ・ラ・シエラ、ポルティージャ、フエルテスクサ、フレスネダ・デ・ラ・シエラ、カスティジェホ・デ・ラ・シエラ、マリアナ、ベアムド、バルデメカの基礎自治体が存在します。 また、メノルカ島、コマルカ・クエンカス・ミネラス (テルエル)、アイグエストルタス・イ・エスタニ・デ・サン・マウリシ国立公園アルト・トゥリア地区(バレンシア州)アルクディア渓谷とマドロナ山脈もスターライト観光地とされています。

アイグエストルタスとエスタニ・デ・サン・マウリシ国立公園

スペインの他の地域には、エル・ハバロン(シウダ・レアル)、ティエドラ天文センター(バジャドリード)、テネリフェ・スカイ・アット・ナイト(テネリフェ)、サンタ・カタリーナ植物園(アラバ)、CICゴラフェ(グラナダ)またはカミーノ・バランコ・デ・バダホス(ギマール-テネリフェ島)といった星空公園があります。また、他にも世界初の天文学モニュメントであるサン・ペドロ・クルトュラル(パレンシアのベセリル・デ・カンポス)など、星空を眺めるための独創的なスペースもあります。12世紀のロマネスク様式の旧教会が天文学センターとなっており、フーコーの振り子や天空が再現されています。もっと独創的な活動はいかがですか? レベントン・トレイル・エル・パソ(ラ・パルマ島)やバスク・ナバーラ鉄道カミノ・ナトゥラル・ビア・ベルデ(アラバ県)のスポーツイベントです。スターライト財団の公式サイトから小旅行、レストラン、農園などのプランをご覧いただけます。 

アドバイスとおすすめ

アドバイス

  • これらのアクティビティを行う際は、必ず専門企業または団体にご依頼ください。
  • ご自身で行われる場合は、その目的の指定展望台に行かれることをお勧めします(上記エリアのリンクで関連情報をご覧いただけます)。車を駐車できる場所も多く設置されています。
  • ご自分の望遠鏡や機器を持参される場合は、素晴らしい空を観測することができるだけでなく、機器を繋ぐ電源コンセントも用意されている場合があります。
  • 一年の間で最も人気のあるスターウォッチングの機会の1つは、スペインで「サン・ロレンソの涙」として知られている期間です。通常8月11日から13日にかけて出現する流星群、ペルセウス座流星群がそれに当たります。
  • 月の光や風などの要因により、毎夜、空が観察に適しているとは限りません。最も好条件なのは新月の前後の夜です。
  • 光害を避けるために、都市から離れた場所をお選びください。また夜は気温が下がることにご注意ください。服を何枚か重ね着することをお勧めします。
  • 掲載されている情報は変更になる可能性がありますので、ご旅行の前に必ずご確認ください。